今回も引き続き経費申請アプリを作成していきます!
中編では各申請項目のカスタマイズや画像の添付、データインポート設定ができるようになったので、後編としてはユーザー管理とそれぞれの権限を設定してアプリの完成としていきたいと思います!
作成の様子をまとめた動画はこちら↓
承認のチェック項目追加
まずは、経費を申請すればそれを承認する人がいるはずなので、承認済みのチェック項目を追加します。
管理アプリケーションのモデル定義からカラム定義のデータを追加入力していきます。
- キー:カラムの物理名を入力 → approved
- ラベル:カラムの表示名(論理名)を入力 → 承認済み
- データタイプ:真/偽チェックボックス(BOOLEAN)を選択
これで一旦、承認済みのチェックボタンが完成です!
ユーザー管理
このままでは自分でも(誰でも)承認ができてしまう状態なので、ユーザー分けをしてそれぞれに権限を設定します。
まずはユーザーを作っていきます!今回の場合は、社員と管理職です。
まず管理アプリケーションのユーザ管理でそれぞれ項目を入力していきます。
- 名前
- メールアドレス
- パスワード
- 有効状態
- ロール(権限):社員なのか管理職なのかをそれぞれ選択
これで社員権限と管理職権限ができました。
ユーザー権限の設定
最後に、社員権限の人は承認のチェックをできないように設定していきます!
デフォルトのユーザ権限管理からモデルごとに権限の設定をすることが可能です。
モデルを選択し、特定カラムの権限制御の項目を設定したい内容に合わせて選択します。
- 対象カラム名:承認済み
- 権限:編集不可
社員権限でログインし確認してみると、承認済みとなり編集できないようになっています!
この場合、社員権限のみ承認済みカラムの権限を編集不可と設定したので、管理職権限のある人は社員の申請を承認することも編集することもできます。
また、承認済みだけでなく特定カラムの権限制御の項目を追加していくことでより複雑な権限設定も可能です!
このユーザー権限設定を活用することでデータの状況に応じて様々な権限を制御していくことができます。
例えば
『”社長”権限だけが100,000円以上の申請を承認できるようにする』
などなど、簡単に設定できるのは便利ですね!
ということで、こちらで経費申請アプリが完成しました!!
前編〜中編〜後編にかけて作成方法をお伝えしてきましたが、
CORE Frameworkを活用することで、たった5分で経費申請アプリが作成でき、サクサクっと項目のカスタマイズや権限の付与までできてしまいました。
もちろん経費申請以外にもモデル定義をするだけで、簡単に色々なアプリを作れてしまう便利なCORE Framework!
ぜひ使ってみてください。
経費申請アプリ作成シリーズは、下記記事でもご紹介しています!
よろしければご参考に一度ご覧ください。