今回も引き続き経費申請アプリを作成していきます!
前編で経費申請アプリの各申請項目に入力ができるようになりました。
中編にあたる今回は各申請項目をカスタマイズしていこうと思います。
記事の内容をまとめた動画はこちらからご覧いただけます↓
選択肢を作成する
COREの便利な機能として選択肢マスタを定義することができます。
この機能により自由な選択肢の設定が可能です。
- データ管理から選択肢マスタを選択
- 新規追加をクリック
- グループを選んで任意のグループ名を入力
- 値に選択肢名を入力
- 新規作成ボタンをクリック
この手順で新たな選択肢グループができるので、2つ目以降の選択肢もそのグループを選んでから値を入れることで自由に選択肢を増やしていけます。
選択肢マスタができたら、またモデル定義に戻って、該当フィールドの詳細設定から選択肢マスタ指定で作成した選択肢マスタを割り当ててあげます。
今回はグループ名を「経費種別」、選択肢(値)は「接待交際費」、「会議費」、「交通費」として作成し、入力項目の<種別>に割り当てました。
画像を添付する
次は領収書画像を添付できるようにしていきます。
まずは準備としてモデル定義から画像添付用の新たな項目を作成します。
入力項目の作成を忘れてしまったという方は前編を参照してみてください。
ここでのポイントはデータタイプをファイルとしてあげること!
そうすることでその項目にファイル選択ボタンが出来上がっているので、あとは任意の画像を選んであげるだけです。
こんな感じで領収書写真が添付できるようになりました!
データインポート設定
COREではエクセルやCSVを流用したデータの一括登録も行えます。
そこで必要になるのがデータインポート設定です。
実際に試してみましょう!
まずは経費申請アプリで一覧表示されているデータをエクセルデータとしてエクスポートします。
こんな感じで入力データがエクセル化されるので、エクセルで入力していったものをまとめて一括登録するといったことも可能になります。
それではデータインポート設定をしていきましょう!
- 管理アプリに戻り、データ管理からデータインポート設定を選びます。
- インポート設定名を入力します。設定名は自由なものでOKです。
- インポート先モデルを選択します。この時、expensesを選んでください。
- 取り込み列毎の変換処理設定を設定します。
- 同じ手順で必要な分の取り込み列が設定できたら新規作成をクリックします。
〜POINT〜
・取り込みデータ列名と保存先フィールド名の関係性が一致するように設定しま
す。今回の経費申請アプリの例でいうと「入力者名」(エクセル側でいう列名)
を「userName」に保存したいので、取り込みデータ列名には「入力者」、
保存先フィールド名は「userName」を選びます。
これでデータインポート設定ができました。
あとはデータインポート実行から、作成したデータインポートを選んで対応するエクセルファイルをドロップ、インポート実行すれば一括登録の完了です!
このデータインポート設定を活用すれば、どんなフォーマットのエクセルも読み取れます!
もちろん、読み込むだけでなく値を変換したり頭についている文字を取り除きたいといった変換処理も可能なので、非常に使い勝手が良いですね。
と、項目のカスタマイズやデータインポート設定を活用した一括登録の方法がわかったところで今回はおしまいです。
次回でユーザー管理と権限管理を実装してアプリを完成させたいと思います!
経費申請アプリ①、②のご紹介記事はこちらからご覧いただけます。
是非一度みてみてください。
たった5分!COREFrameworkで経費申請アプリ作成①
たった5分!COREFrameworkで経費申請アプリ作成③