こんにちは!今回は、COREで経費申請アプリを5分でつくります!
経費申請アプリを作成していく実例を通して、COREの機能を詳しくご紹介します。
こちらの記事の内容は、動画でも解説しています↓
COREFrameworkの概要
経費申請アプリを作る前に、そもそも、COREFrameworkって何ができるの?という方にCOREFrameworkの概要をご紹介します!
COREFrameworkではモデル定義をすることでデータベースの実テーブルができます。
モデル定義は下記2つの機能があります。
- システム定義モデルにCOREに元々備わっている機能:ユーザー権限選択肢マスタ作成、メールテンプレート、変更履歴などの機能(これらの機能は、どのプロジェクト、システムでも利用するので標準で装備しています)
- ユーザーがモデル定義を行い自由にアプリを作成できる機能
今回は、2の機能を利用して経費申請アプリを作成します。
管理画面でモデル定義をする
COREFrameworkの操作は管理画面上で行います。
モデルの定義や、ユーザーの追加、権限設定などをすることや、この管理画面の下に複数のアプリを立ち上げ、自由に切り替えることが可能です。
では、実際に経費申請アプリ作成の例をもとに、モデルを定義していきます!
まず、経費申請で使用する項目を整理します。
①入力者氏名
②発生日付
③摘要
④金額
⑤種別
整理ができたら、モデル一覧➔新規作成ボタンを押してモデルを定義していきます。
まず、テーブルの名前を設定します。
今回の場合は、「expense」と記入します。
次に、各項目のモデル定義をしていきます。
モデル定義の方法の手順は下記の1~3で行います。
- keyを決める
- ラベル名(入力フォームでの表示名)を決める
- データタイプを選択する
今回の経費申請アプリの場合の設定はこのようにしました。
①入力者氏名 key名:name ラベル名:入力者名 データタイプ:文字列
②発生日付 key名:name ラベル名:発生日付 データタイプ:日付
③摘要 key名:item ラベル名:摘要 データタイプ:文字列
④金額 key名:amount ラベル名:金額 データタイプ:数値
⑤種別 key名:category ラベル名:種別 データタイプ:文字列
1~3の設定を各項目で繰り返すだけで、DB上にテーブルの作成+入力フォームができます!
また、データタイプは選択式になっていて
- 文字列
- 数値
- 日付
- ロングテキスト
- 真偽
- ファイル
- リッチテキスト
- セレクト
- マルチセレクト
- 外部参照
- M2Oリレーションシップ
から選択することが可能です。
設定ができたら、次は各項目に、追加の制御をしていきます。
入力必須の制御をする
この操作も非常に簡単で、各項目の詳細設定欄から、入力必須項目にチェックをするだけです。これで、入力の際に、必須か任意かを設定することができます。
入力フォーム完成
モデル定義を行い、新規作成ボタンを押します。
すると、DB上にテーブルが作成され、入力フォームも出来上がっています。
こちらのフォームに沿って、経費申請項目を埋めていくと
このように、入力内容が一覧で表示されます。
次に、アプリケーションをつくっていきます。
アプリケーション作成方法
管理画面メニューのアプリケーション定義一覧から、新規作成ボタンを押します。
下記画面が表示されます。
アプリケーション作成は下記手順です
- アプリケーションKeyに、先程テーブル作成をした際に設定したDB名「expense」を入力します。
- 次に、アプリケーション名に、アプリ名を入力します。(今回は、経費申請アプリとしました)
- アプリケーションアイコンを設定したい場合は、こちらにファイルを選択します。
- テーマカラーは、サイドバーの色を変更できるので、こちらも任意で設定します。
- ユーザー権限によるアクセス制限がある場合はこちらで行います。
※ユーザー権限を作成でき、権限を付与しているユーザーにのみ表示することが可能となります。(詳しくは、経費申請アプリ作成③でご紹介いたします。)
これで管理画面からのモデル作成、アプリ作成は完了です。
この時点で、APIやWebhook,カスタムhookも使える状態になっています。
基本のアプリ作成方法は上記の手順ですが、経費申請アプリのカスタマイズ方法は、下記記事でご紹介しています!
よろしければご参考に一度ご覧ください。