こんにちは!今回はSTOVEのCOREFrameworkについてお話します!
CORE Frameworkはシステム開発の工数を激減させるフレームワークです。
データのモデル定義をしていくことで、簡単にデータベースが出来上がり、管理用の画面と業務用の画面ができ、さらにAPIができるという、ノーコードツールのようなフレームワークです。
今回は、COREFrameworkの概要についてお話します。
記事の内容はこちらの動画でもご覧いただけます↓
COREFrameworkの基本機能
こちらの動画の様に
- キーの設定
- ラベルの設定
- データ・タイプ定義
(文字型、数値、日付、ロングテキスト、真/偽チェックボックス、ファイル、リッチテキスト、マルチテキスト、外部参照、M2Oリレーションシップから選択ができます) - 重複(ユニーク)の制御
- 編集の可否
などの設定が可能です。こちらの設定を行うことで、簡単にアプリが作成できます。COREFramework機能の詳しい説明は、たった5分!COREFrameworkで経費申請アプリシリーズに記載がございますので、参考にしてみてください。
株式会社STOVEがCOREを開発した背景と目的
そもそも、なぜCOREFrameworkが生まれたのか。
STOVEでは、ECサイトから社内システム、製造業DXまで幅広いプロジェクトを連続的に開発していました。
プロジェクトの中で、データベースや管理画面は毎回大体同じものを作成することが多く、その開発の手間を省き、作業の効率化をしようと考えました。
そして、COREFrameworkのコンセプトとして以下の3点がありました。
- 従来のFrameworkやORM(RailsやScaffolding)のようなフレームワークより、柔軟でスピーディーに開発をできるようにしたい
- フォームの入力が柔軟かつ簡単に制御できることで、非エンジニアであるWebディレクターやデザイナーの方でも扱うことができる
- データベース定義を画面から行うことができる
これらコンセプトのもと、2年間の開発期間を経て、COREFrameworkが誕生しました。こうして誕生したCOREFrameworkを利用することで、非エンジニアであるWebディレクターや、デザイナーの方でもクライアントとの打ち合わせでエンジニアの工数をかけずに実際の画面を用いての提案ができたり、エンジニアの方が使えば大幅な工数・コストカットを実現できるようになりました。
では、実際にはどのようなプロジェクトで使用できるのでしょうか。
実際のプロジェクト導入実績
下記は実際にSTOVEでCOREFrameworkを用いたプロジェクトの一覧です。
マーケットプレイス型のECサイトから社内業務システムまで幅広いシステムで利用しています。
- マーケットプレイス型ECサイト
- 大手食品系ECサイト
- 製造業DX 生産管理システム
- 購買申請ワークフローシステム
- 人材関連のSNSサービス
- 社内業務システム
実際のプロジェクトで磨いてきた実用的な機能
そして、実際のプロジェクトの中でよく利用する箇所、実装の工数がかかってしまう箇所を簡単に行えるように下記のような機能を追加していきました。
- 管理画面からデータベース構造を設定
基本機能でご紹介した、画面上でデータベースの定義を行うことができます。 - フォーム入力の複雑な制御
フォームの入力の制御を柔軟かつ簡単に行えます。 - 外部接続API
テーブル定義を設定すると、外部向けAPIが標準で作成されます。 - ユーザー管理&権限管理
認証機能(ユーザーごとの管理、権限管理)が可能です。 - テーブル間でのリレーションシップ
- 処理のHook
保存した後に何か処理をしたい場合も対応可能です。
実例1)生産実績を保存した際に、在庫を再計算する
実例2)ECサイトで購入があったときに、メール通知&累計売上げランキングを再計算 - ファイル管理
画像やその他ファイルのアップロード - インポート/エクスポート
Excelでのファイルのインポートやエクスポート - データ変更履歴の記録
これらの機能を使っていくことで、実用的な特殊な処理に関しても対応することが可能です。
こちらの機能の詳細についても、下記ブログを参考にしてみてください!